
音・和・心 - おとわこころ
日本古来の箏の音、和歌の世界観で人の心を豊かにする。
日本人には本来の和の心を想い起こし、外国の方には日本の高い精神性を知り和文化を好きになってもらう
音
oto
古来より今に在り、伝承されている楽器、箏の音。琴線に触れるという言葉があるように、箏の音は心と深い繋がりを持っているようです。
おとわこころの創作曲のゆったりとしたメロディーから生み出される音と間(ま)が生みだす豊かな響きは、不思議と深く耳に響き、心の内に優しく染み込んでいきます。それは決して華々しくきらびやかではありませんが、どこか懐かしく郷愁を感じさせる音です。
また世界にある言葉の中でも最も素晴らしいと言われている日本語の語句が持つ響きの優しさと音(おん)が持つ奥深さを大切にして曲創りをしています。
和
wa
それはおだやかさ、やわらかさであり、なごみ。多様なものが調和して美しく在ること。日本は大和(やまと)の国という言葉で表現されることもありますが、それは日本のすべての事柄の根底に和の精神が流れているからそう言われるのだと思います。おとわこころは和歌と箏の音のコラボレーションにより日本古来の和の文化の素晴らしさを日本の方にも、そして世界の方にもお伝えしていきたいと思っています。
心
kokoro
箏はもともとは独り楽器に向き合って心の内から湧き出る感情を奏でることで楽しまれていました。古の人は独り心を静めて箏に向き合い、ときには優しく、ときには深く打つように糸を弾き込み、かき鳴らし、その音の余韻と心のひだに息づく想いを共鳴させて深く味わったのでしょう。おとわこころは古の人が箏に向き合ったその感性を今の時代に顕せたら、という試みをしています。
また、和歌は四季折々の様々な自然の営みの一つ一つを丁寧に見つめて詠み手の心模様を重ねて表現されています。その細やかさは日本人が世界に誇れる高い精神性のひとつではないでしょうか。
和の心を音にしていく。デジタル社会の今だからこそ、なにか人のぬくもりを感じさせる曲、心に向き合って紡ぎ出した音を、そして日本の誇りである和の文化を世界中に広めていきたいと考えています。
